短歌_202311-202404

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「そっか、日本国民という意識は無いんだ」「うん」「別に好きだよ」「うん」

日本には四季があるから前髪を切るか悩んで切らないでほしい

男性・女性・その他・答えたくない・植物で言うと紫陽花

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秋の日差し 現代社会の教科書は改訂される前提のはず

中学からぼちぼち続けていたことに十年経って救われたことがある

「空車」のところに「生理」と書いてあっても新宿はそれを認めてくれる

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鮮魚売り場のねぎとろをつつくお子さんの背後に生まれる異世界へのゲート

ふくらんだ話術それから「円安がサボテンを枯らした」と君は始めた

スーパーに行って帰ってきたあとも1080pの焚き火は燃え続ける

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赤銅の貨物コンテナ結局は負けず嫌いのための王国

廃墟になって旅館は長く今は月とガムを二人で分け合っている

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天井に正円があらわれてくるふくらはぎに蛇が巻き付いてくる

製鉄所 僕の思ったこと全てに納得しなくていいからね